お知らせ

日本作業療法学会に参画しました

 

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平成28年9月9日から11日の日程で、札幌市で「第50回日本作業療法学会」が開催されました。

当院のOTが同学会で埼玉県で最初に認可を受けた地域包括ケア病棟について演題発表(口述)をしましたので紹介致します。securedownload

 

地域包括ケア病棟における 機能別にみた自宅退院に影響を及ぼす因子の検討

平成26年に新設された地域包括ケア病棟には地域生活の継続を目的に急性期病院・在宅等3つの受け入れ機能があり、住み慣れた地域でその人らしい暮らしの継続のため、在宅・生活復帰支援の役割を担っています。

 本研究の目的は、地域包括ケア病棟の受け入れ機能の一つ、急性期治療を経過した患者を受け入れるポストアキュートと、在宅療養を行っている患者を受け入れるサブアキュートのそれぞれにおいて、自宅退院に影響を及ぼす因子を考察しました。

当院の地域包括ケア病棟リハビリテーション対象患者の傾向は、約半数が廃用症候群で次いで運動器疾患・脳血管疾患です。在院日数は平均は45.8日、リハビリテーション提供単位は平均2.6(月30日換算1日平均)となっています。

入院元は急性期病院が半数を超え転帰は自宅が半数、居宅系施設を併せると在宅復帰は7割以上となっています。ポストアキュート・サブアキュートそれぞれに対して転帰別に自宅群・非自宅群の2郡に分類し、一般情報・FIM利得等各データにおいて、自宅退院に影響を及ぼす因子を統計学的に分析しました。結果、ポストアキュートでは入院早期より家屋環境を評価し生活環境を踏まえた移動手段の獲得を図ること、サブアキュートでは入院早期よりケアマネジャーと連携を図ること、また認知機能の維持・改善を図ることが自宅退院へ繋げる一要因となる可能性が示唆されました。

60日の入院期間で生活機能の改善が十分に得られることは少なく、リハビリテーションは院内で完結させるものではなく、住み慣れた環境・地域で継続できるよう支援していくことが必要ではないでしょうか。

地域包括ケア病棟は、住み慣れた地域でその人らしい暮らしの継続にどのような役割を果たすことができるのでしょうか。地域包括ケア病棟の特性を知り、活かすため、作業療法士として【高齢者】【認知症】をキーワードに更なる分析を進めていくことが、私自身の今後の課題と考えます。

 

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                                                         院内予演会の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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